2018【阪神ジュベナイルF】予想
牝馬があえて牡馬相手の朝日杯FSに挑戦する。それ自体は悪いことではないですし、個人的にはそういう挑戦的なものは好きです。ただ、今回のグランアレグリアはルメールありきローテ+厩舎と社台グループの使い分けというだけで、挑戦的な感じはゼロ。もちろん、朝日杯の相手が軽そうだかなんでしょうけど、なんだかなぁ~って感じ。
GIってのは、その路線のトップホースが一堂に会するからこそ面白いわけで、それを「こいつはあっち、あいつはこっち」って感じの使い分けをされたら正直おもんないっすね。朝日杯の超大物の参戦が予定されてたら、もしくは、(ありえないけど)阪神JFに他に社台系の生産馬で有力候補がいなかったら、たぶんグランアレグリアもこっちだったと思うし。なんというか、ふと亀田家のマッチメークを思い出すというか…。こういう選択の一つ一つが積み重なって、競馬をつまらなくしてるんだろうな、と思う次第です。それでも馬券は買いますけど…
本命は、がんばれ三嶋牧場! それいけ松本オーナー! 社台グループなんかに負けるなー! ってことで◎メイショウショウブ。前走のデイリー杯2歳Sの2着は、少なからず流れが向いた面もありますが、朝日杯FSでも有力視されているアドマイヤマーズとの競り合いでズルズルいかなかった勝負根性と脚力は大したもの。牝馬相手なら普通に上位だと思うんですけど、何故か人気にはなりそうにない。これ、ありますよ、マジで。
2番手以下は不本意ながら長いものに巻かれるしかなさそう。◯ビーチサンバ。前走は勝ちにいったぶんで、あの位置からシェーングランツが飛んでくるのは藤岡康太の頭にはなかったでしょう。あの脚がわかっていたらもうワンテンポ仕掛けを遅らせて押し切っていたと思いますし、舞台経験があるのも強み。逆転の可能性は高いかと。
単穴は▲プールヴィル。なにやら陣営がけっこうな自信を持っていそうな雰囲気は怖い。馴染みのない血統で未知の部分は多いですが、4番人気でりんどう賞を勝った先行馬で阪神JFでは大穴扱いってのが、5番人気でりんどう賞を勝って阪神JFを15番人気で2着に激走したクロフネサプライズに被るんですよね。
以下△にシェーングランツ、ダノンファンタジー。以上。レッドアネモスが逃げ宣言しているし、そこそこ流れそうなので、ドスローしか経験のないクロノジェネシスとタニノミッションは流れに乗れないんじゃないか、という判断で消しとします。
◎:メイショウショウブ
○:ビーチサンバ
▲:プールヴィル
△:シェーングランツ
△:ダノンファンタジー
馬券は◎軸の馬連&3連複が本線。もちろん、当たればデカい◎なので3連単の夢も少々。