【スプリングS】他を振り返る

土日4重賞を順番に振り返っていきましょう。

まずは土曜日、ファルコンSから。勝ったのは3番人気のコウソクストレート。道中は後方でじっくり脚をタメて、直線ではメンバー最速となる上がり34秒4の末脚を繰り出し3頭横並びのゴール前で頭一つ抜け出て勝利。ここ2戦が出遅れや暴走で負けていた事もあり、中舘師も「やっと普通の競馬をしてくれた」と安堵の表情でした。父は良血のSS系ヴィクトワールピサですが、“メジロ”の名を関する母系から重賞ウィナーが誕生したことは、ちょっと嬉しく思いますね。

馬券的には、3連複フォーメーションで1列目にコウソクストレート、3列目に3着メイソンジュニアがいたものの、ボンセルヴィーソが抜けで不的中。うーん、惜しい。と言いたいところですが、7頭に印を打って2着馬が抜けでは惜しくもな何ともないですね。残念。

日曜日は東西ともにドンピシャ。スプリングSは5番人気の◎ウインブライトが勝利し、2着に3番人気◯アウトライアーズ、3着6番人気△プラチナヴォイス。取捨に迷いながら一応△を打った2歳王者のサトノアレスは4着。うーん、やっぱり消しで良かったか……

馬券は◎-◯の本線の馬連がきっちり決まり、2頭軸の3連単もズバリ的中。久々にホクホクと言えるレベルの勝利となりました。

その勝利の裏にあったのが、手堅く資金を増やせた阪神大賞典。レース内容については、特に語るものもないでしょう。ただただサトノダイヤモンドが強かった。それだけのレースです。馬券は◎→◯の馬単はオッズが低すぎたので買わずに、1,2着固定の3連単3点できっちり回収。3,4着が入れ替わってくれればもうちょっとだけ付いたのですが、まぁ740円でも3点的中ならいいでしょう。

最後は祝日の月曜日に行われたフラワーC。阪神大賞典のサトノダイヤモンドも強かったですが、衝撃で言えばこちらのファンディーナの方が上。強いだろうとは思ってましたし、予想公開時に書いたように、個人的にはシーザリオ級まで期待していたのですが、いやはや、もしかしたらそれ以上かも知れませんね。

レースは、好発から外枠も関係なしに楽に2番手につけると、直線入り口で早くも先頭にたって後はただただ突き放すのみ。最後なんて流す余裕がありながら11秒4ですからね。今の中山の時計のかかり具合を考えると、「凄い」とか「強い」といより、もはや「異常」とも言えるレベル。ソウルスターリングやアドマイヤミヤビも強いと思いますけど、これは、ひょっとすると、本当にヤバイことになるかも……

ただ、馬券は2,3着とも無印で残念ながらハズレ。でも別にいい。良いものを観させてもらった。そう思えるレースでした。

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