そう言えばメルボルンカップ
天秋が終わって、「今週はGIなしかぁ」なんて思っていましたが、なしじゃなかったですね。11月1日(火)がカレンミロティックが出走予定のメルボルンCで、さらに11月6日(日)にはヌーヴォレコルトが出走するブリーダーズCフィリー&メアターフが行われ、それらの馬券が即PATだと買えちゃうんでした。
買えちゃうなら、買うしかないよなぁ・・・
なんて思うのですが、どっちも凱旋門賞より全然情報がないんですよね。というか、ブリーダーズC、ドバイ、香港、ロイヤルアスコットなどは、当日のどれか一つにでも日本馬が出るなら他のレースの馬券も買えるように出来ないんですかね? それとも売れないと思ってるからやらないのでしょうか? 正直、ヌーヴォの出るメアターフよりも、クラシックやターフ、マイルの方が全然面白そうなんですけど・・・
それはそうとして、とりあえず今日は目前に迫ったメルボルンCの予想を。普段から競馬雑誌の海外競馬の記事は一通り目を通していますし、大きなレースは動画でも結構みてるので、情報が少ないなりに頑張って当てにいきます!
まずは、カレンミロティックの取捨ですが、2年連続天皇賞(春)で軸にして馬券を買っていた馬(相手が抜けで2年連続不的中ですが)なので思い入れはあるんですけど、ここは無印で。06年にデルタブルース、ポップロックがワンツーを決めていて、それらとの戦績の比較で言えば、GIで2着2回3着1回のカレンミロティックも決して劣っているとは思いませんが、実は前記した06年の2頭って両馬とも現地のコーフィールドCを叩いて本番に臨んでるんですよね。対するミロティックは日本国内でオールカマーを叩いての遠征。やはり、一度でも現地の競馬を経験しているか否かという部分は大きいと思うので、ここは多少でも人気を吸ってくれることに期待します。鞍上のベリーもなんだかお祭り気分で参加するみたいなこと言ってましたしw
で、本命はというと、5番のエクソスフェリックにします。つい最近までイギリスの名門スタウト厩舎に所属していて、前走の前に豪州に移籍した馬です。遠征馬や移籍馬が強いレース傾向にはマッチしています。3歳の昨年は準重賞(日本でいうオープン特別)で3着というのが最高の成績でしたが、4歳になって頭角を表すと、4月の英ジョッキークラブSで昨年の英セントレジャー覇者を破って重賞初制覇。さらに2走前の英インターナショナルSではハイレベルなメンバーを相手に5着に好走。地力の証明としては十分な実績です。そして豪州に移籍して初戦となった前走はコーフィールドCで3着。斤量差もありましたし、転厩初戦としては上々でしょう。コーフィールドC3着からの臨戦はデルタブルースと一緒ですし。父ビートホロウは、その父サドラーズウェルズに母父ダンシングブレーヴだから血統的に距離もきっと大丈夫。ということでこれが◎。
対抗はここにきて一気に評価を上げた英国の20番オーシャノグラファー。メルボルンCを目標に豪州に入ったものの、ジーロンCで3着に敗れ出走順位で最下位の除外候補となったことで、優先出走権を与えられるレクサスSに出走。見事、勝利を収め本番にゲートイン出来ることとなりました。そのレクサスS、行われたのは実は10月の29日。つまり本番まで中2日。日本じゃちょっと考えられないですよね。ですが、実はこれ、豪州ではわりと普通だそうで、過去にもこれと同じ臨戦過程で勝ち馬を含む好走馬が何頭も出ています。直線の長いフレミントンが脚質的にも合っていることが前走で証明できましたし、かなり面白い存在になるかと。ただ、このローテーションがニュースなどでも話題になってしまっていて、あまり人気になりすぎると嫌なのですが・・・
と、ここまでで随分長くなってしまったので、あとは簡単に。
▲4番ボンダイビーチ・・・なんてったってムーア
△12番ジャメカ・・・コーフィールドC勝ち
△1番ビッグオレンジ・・・抜群の安定感
△17番アルマンダン・・・血統が素敵
△8番ウィックローブレーブ・・・何処かで見た大外+デットーリ
※馬券購入の参考にする方がいるとは思ってもいませんが、一応、わかりやすいように番号は全て馬番で記載してあります。
馬券は馬連とワイドを中心に、3連単でもちょっとばかし大きな夢をみようかとw