【天皇賞(春)】つまらん予想
青葉賞がド本命に◎を打っているので、荒れるＧＩとして有名なこっちはさすがに妙味を求めたい。とは思うのですが、「2強対決は2強で決まらない」とか言われても、今年の2頭って過去2強と比べても極めて死角が少ないように思えるんですよね。
なので、非常につまらない予想になってしまいましたが、本命は◎キタサンブラックで。距離実績、コース実績、臨戦過程、仕上がり、脚質や展開、馬場、何を取ってもこれが凡走する画が全く見えてきませんので。最悪、2，3着はあっても馬券外に沈むことはまず考えられないかと思います。
相手筆頭は○サトノダイヤモンド。前年の菊花賞馬の天皇賞（春）における成績が今ひとつというデータはありますが、オルフェーヴルにしてもゴールドシップにしても、もともと気性面で相当な危うさを備えていたのは周知の事実。色んな意味で規格外のこの2頭を参考しても意味はないでしょう。それを除けば、順調に翌春を迎えたアサクサキングスとキタサンブラックの2頭はしっかり馬券に絡んでますし、全く問題はなし。ただ、菊花賞と天皇賞（春）では、たった200ｍの違いでも、レースの質が異なるのも事実なので、そういう意味では未知の部分もあるのでキタサンに軍配という評価になりました。
一つ、声を大にして言いたいのは、2強対決という構図でマックイーンとテイオーの話を持ち出しているメディアも多いですが、そもそもテイオーは菊花賞を経験すらしていませんでしたから、サトノダイヤモンドとは全く状況が違いますし、見当違いの比較もいいところです。
3番手評価は▲シャケトラ。2頭に割って入る可能性があるとすればこれかと。デビュー前はサトノダイヤモンドと双璧くらいに高い評価を受けていた素質馬ですし、そのサトノの池江師が「（シャケトラを含めた）3強です」と警戒するほどですからね。頭まで警戒する必要があるかと。
以下△は、菊花賞でもちゃんと印を打っていたレインボーライン、ノリさんでの一発が怖いゴールドアクター。それに春の天皇賞らしく大穴候補にヤマカツライデンとワンアンドオンリー。勢いのあるジョッキーに期待しましょう。
◎：キタサンブラック
○：サトノダイヤモンド
▲：シャケトラ
△：レインボーライン
△：ゴールドアクター
△：ヤマカツライデン
△：ワンアンドオンリー
基本は◎○軸2頭の3連複流し。それと、もし2強が崩れるとしたらサトノの方だと思うので、◎軸で○以外との組み合わせも少々。