【京成杯ＡＨ】他を振り返る
先週の振り返り。まずは紫苑ステークスから。
結果は、単勝オッズ2.5倍の1番人気、管理人の◎でもあるディアドラの完勝。桜花賞6着、オークス4着。古馬相手の1000万下を快勝しての臨戦で、実績では抜けた存在でしたから、人気通りの順当な勝利といえるでしょう。ピンク帽は正直ちょっと不安でしたけど、レースではずっと外々を回して、最後も大外を回す安全策。それでいてきっちり差し切るのですから、着差以上に強い内容だったとみて良さそうですね。秋華賞出走にほぼ問題のない賞金を持つ関西馬でありながら、ローズＳではなくこちらを前哨戦に選んだのは、「本番の前にコーナー4つのレースを2回使いたかった」からというもの。そして、その2走できっちり結果を残し、これで本番に向けて不安材料はなし。ソウルスターリングが不在でも十分にハイレベルと言える今年の3歳牝馬戦線ですが、この牝馬にも女王の資格はありそうです。
2着に好位から運んだ△カリビアンゴールドで、3着が予想外の中団待機策で差し込んできた△ポールヴァンドル。というわけで、馬券は馬連と3連複をしっかり的中させていただきました。配当はかなり物足りない感じではありましたが、まぁ、堅軸だったので仕方ないでしょう。
続いてセントウルＳ。開幕週で前残り傾向が顕著なレースという事で、「とりあえず前から行く馬を買っておけばいいんでしょ？」という短絡的な思考に陥り、ものの見事に惨敗。レースは、大外から◎フィドゥーシアがハナを切りましたが、好発を決めたラヴァーズポイントも簡単には譲らす、2，3F目が続けて10秒8というハイラップ。うん、さすがにこれでは厳しいですね。馬場が馬場ですから、追い込みが決まるほどではなかったですけど、直線では好位のファインニードルが鋭く抜け出し、中団待機のラインミーティアとさらにその後ろにいたダンスディレクターが2，3着。期待した○アルティマブラッドは内容的には悪くない競馬でしたが、最後はキレ負け。重賞ではちょっと荷が重い感じです。馬券は前記通り惨敗。この流れは想定外なので仕方ないですね。仮に差しが利く流れを想定していたとしても、2着ラインミーティアは千直専用騎と決め付けてしまっていたのでどのみち当たっていなかったでしょう。先入観、いけませんね。
最後に京成杯ＡＨ。すみません。実は当たりました。「2着ガリバルディに印打ってねーじゃねーか」と言われると、その通りなんですけど、馬券を購入する時まで△ダノンプラチナの出走取消に気づきませんで、そのダノンに代わってガリバルディを買い目に加えたわけです。もともと、差し追い込み馬狙いでしたから、これも印候補だったんですけど、最初は点数が増えすぎるのを嫌ってギリギリで印を回さなかったんですよ。そしたら、ダノンが回避してくれて…。完全に棚ボタ勝利ですね。ただのラッキーです。それでも、金額安めの勝負だったとはいえ3連複13,920円はわりとデカかったです。
レースは、マルターズアポジーが飛ばして逃げて、これについていった先行勢は総崩れ、というほぼほぼ想定通りの流れ。好枠で好位置から運んだグランシルクが突き抜けたのはある意味当然でしょうか。個人的には9番人気5着と健闘した◎トーセンデュークがもう少し頑張ってくれたら最高だったんですけど、さすがにちょっと位置取りが後ろ過ぎましたかね。重賞で掲示板となると、次からは多少人気になってしまうでしょうから、なんとかここで馬券圏内を期待したかったのですが、けっこう惜しかっただけに残念です。
先週はこの他にも安めの馬券が幾つか当たって土日ともにきっちりプラス収支。何より、重賞2鞍の的中が随分と精神面にゆとりを与えてくれました。うん、やっぱり中央開催ですね。夏のローカル開催で散財した分は秋の中央場所で取り返させて貰います！