【セントライト記念】他を振り返る

惜しいと言っていいのか、そうでもないのか、自分でもよくわからない先週の結果でした。収支は一応辛うじてプラス。土曜と日曜にちょっとずつプラスを積み上げ、月曜に半分ほど吐き出して終了。リアルタイムでレースを観戦できる状況ではなく、馬場状況もはっきりわからない中での馬券購入だったので、まぁ負けなかっただけ良しとしたいところです。

日曜日に行われたローズステークス。勝ったのは▲ラビットラン。メンバー最速となる上がり33秒5での差し切り勝ちはなかなかのインパクトがありましたね。陣営の評価が人気以上に高い事はわかっていましたから、これがきたことは期待通り。ただ、2着カワキタエンカが痛恨の抜け。うーん、いつもならこういうパターンで逃げ馬に乗る典さんは絶対押さえるんだけど、何故これに印を回していなかったのか、我ながら理解に苦しみます。終わった後だからなんとでも言えるんですけど…

◎メイショウオワラは惜しくも5着。12番人気で掲示板確保ですし、決して悪い内容ではなかったのですが、最後の最後でもうひと踏ん張りが利かなかった感じ。もうちょっと馬場が悪化する事を想定していたので、結局、良馬場発表だったぶん、回りのキレが削がれず押しきれなかった印象です。それでもせいぜい3着争いがどうなっていたかといった程度なので、2着が抜けてる時点で馬券はどうあがいても無理でしたけどね。

本番の秋華賞に向けてという意味では、一番収穫が大きかったのが抜けの2着馬でしょうか。良馬場発表とはいえ、通常よりは力のいる馬場だったと思いますし、それを58秒6で逃げて小差2着は紛れもない能力の証明。本番は典さんがアエロリットだと思うので鞍上次第といった感じですが、京都の内回りに替わるのもプラスですし、さらに道悪にでもなればかなり面白いかと。対して1着ラビットランは器用さには欠ける印象なので舞台替わりはマイナス。折り合いも難しく距離延長も微妙ですから、本番ではちょっとどうかなという感じです。

月曜日のセントライト記念は圧倒的1番人気の皐月賞馬アルアインがまさかの2着。とはいえ、連軸扱いだったので一応馬券は的中。が、サトノクロニクル軽視だったので3連はダメで、的中は260円の馬連のみ。当然、ガミです。

勝ったのはミッキースワロー。これは本番に向けてもかなり良い内容でしたね。近親をみると菊花賞の3000mは微妙な気もしますが、父トーセンホマレボシは早期引退で経験こそないものの京都新聞杯とダービーの競馬を見る限りスタミナは相当あった感じ。なので、本番の距離も大丈夫じゃないかなと思います。逆に、アルアインは…。勝ち馬の決め手が凄すぎたのもあったとはいえ、しっかり自分の競馬に持ち込んだ上で勝てなかった点はかなり物足りないですね。そもそも、皐月賞以前は天下の池江調教師が距離適性をマイルに見出していたような馬。実際にはもっと長い距離でも対応できたとしても、少なくともステイヤーではないことは確かでしょうから、菊はちょっと厳しそうな印象を受けました。

3着サトノクロニクルはまずまずの内容。管理人は完全に軽視してましたけど、意外に器用に立ち回って、最後も長く良い脚を使っており、こんな競馬も出来るのかと見直した次第。ミルコの腕もあったんでしょうけど、こういう競馬が出来るなら、本番でも上位争いは可能かと。如何にも勝ち切れない善戦マンになりそうな感じもしますけど。

4着スティッフェリオも悪くはないですね。大外枠から積極的に出していって、強敵相手に勝ちに行く競馬をした上でこの着順。アルアインとは0秒3差ですからね。ステイゴールド産駒で距離が伸びて良さそうなタイプにも見えますし、本番ではもしかしたら……とも思ったんですけど、そもそも菊花賞にはでられないじゃん。0秒1差で優先出走権は獲れず、2勝馬では賞金的に抽選にすらならないでしょうからね。うーん、残念。惑星候補としてけっこう魅力的なタイプなのに……

というわけで、先週の重賞は2鞍中1鞍的中も収支的には2戦2敗。他がちょこちょこ当たったおかげでトータルはプラスですし、ガッチガッチのガミでも一つは当たった事を自分的には評価したいです(笑)

今週はオールカマーと神戸新聞杯。なんとなく、後者は当たってもガミる気しかしていないですね。オールカマーも、登録馬をざっとみた感じだと全然わからないし、今週は厳しい勝負になるかなぁ。ま、重賞に限らずトータルなら2週連続でプラスですし、今週も頑張りまっせ!

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