【阪神カップ】ヒモ荒れ期待
個人的には、有馬記念よりも楽しみな阪神カップ。有馬がね。あのメンツじゃ…というのは予想をアップした際にでも愚痴りますわ。
ひとまず、ここではそれは置いておいて、阪神カップです。
楽しみな理由の一つは、イスラボニータのラストランという点。特別好きな馬というわけでもないのですが、思い返すと、なんだかんだで馬券はよく買っていたなぁ…と。とにかく安定感があって、迷ったらとりあえずイスラから買っておけばOKみたいな感じでしたからね。社台で種牡馬入りが決まってますから、ここでムリはしないと思いますが、無事にラストランを終えて欲しいものです。
もう一つの楽しみは目下4連勝中のモズアスコット。これ、相当強いですよね。日本で走っているフランケル産駒は、ソウルスターリングを筆頭に牝馬の活躍が目立ちますが、この3歳牡馬はかなりの大物感を漂わせています。母系も短距離血統なので距離はマイルあたりが限界っぽいですけど、7Fでは時計面で既に重賞通用レベルを証明していますし、ここの結果次第では一躍短距離路線の主役にまで躍り出る可能性もありそう。
というわけで本命は◎モズアスコットです。デビュー2戦は1800ｍ以上で連敗しましたが、マイル以下に短縮してからは一気の4連勝。いずれも楽勝と言っていい内容で、まだまだまったく底をみせておりません。ここ数年、短距離路線はいまいち盛り上がりに欠けるところがありますから、こういう血統馬が主軸になってくれれば少しは面白くなるかなと。
相手は◯サングレーザー。マイルＣＳでも0秒1差に頑張っていますが、本質的にはマイルより7Fの方が良さそう。それなりに先行馬が揃い、ある程度は流れそうですし、内回りの割には差しが利くのがこのレースの特徴でもありますから、上位争いは堅そう。
おそらくこの2頭が1，2番人気っぽいので、これ以下はヒモ荒れ期待でちょっと大きめのを狙っていきます。これ以外はあまり差があるようにも思えないので。
単穴には▲シュウジ。前年の覇者でありながら、今年は5戦全敗で、うち4戦が二桁着順と振るわず。一見すると“終わった感”もありますが、いやいやそんな事はありません。それぞれ敗因もはっきりしていますし、前走スプリンターズＳは出遅れた上にスローの流れという絶望的な展開を上がり最速で0秒4差ですから、力はあるんですよ。色々上手く噛み合えば連覇の可能性は十分あるでしょう。
以下△は手広く。この距離で覚醒しつつあるシャイニングレイ、地力は上位ダンスディレクター、安定感抜群ビップライブリー。そして、イスラボニータ。おそらく上位人気であろうレーヌミノルは、秋4戦目、しかもＧＩ2連戦の後ではさすがにお釣りがないでしょう。
◎：モズアスコット
○：サングレーザー
▲：シュウジ
△：シャイニングレイ
△：ダンスディレクター
△：ビップライブリー
△：イスラボニータ
◎は打ったものの、モズアスコットは馬券外の可能性もあると思うので、馬券は3連系のフォーメーションで広めに買いたいと思います。