【菊花賞】世代最強馬

新潟記念の予想でも申し上げた通り、個人的には◎ブラストワンピースこそ世代最強だと思っております。となれば、当然、最後の一冠でも本命を打つしかないでしょう。

ダービーは福永の神騎乗で締められた池添の負け。運もなかった。でも、まともならたぶんこれが突き抜けていたと思います。菊花賞と言えば、夏場に古馬相手の条件戦を勝ってきた馬が好走したりしますが、これは条件戦ではなく、古馬相手の重賞を圧勝しているわけですから、そんなもん強いに決まってます。折り合いに不安のないタイプで距離も問題ありませんし、調整過程も順調そのもの。考えるまでもなく本命ですね。ジェネラーレウーノが逃げ宣言している以上、極端なスローにもならないでしょうし、今度はあっさり突き抜けるとみます。というか、突き抜けてください。

相手は◯アフリカンゴールド。前走の兵庫特別がとにかく強い内容でしたし、何より西園師の期待が半端ない。前走については「非の打ち所のない圧倒的な強さ」と手放しで褒め、その後も「クラスが上がるごとに、さらに強い競馬を見せてくれる」とか「心肺機能が素晴らしい」とか、菊花賞でポイントになる距離についても「典型的なステイヤー体型。距離を苦にすることはない」と色気十分。ゴルフィンの期待馬らしく、世界レベルの母系に父がステイゴールドなら血統背景も申し分なし。一発、ありますね。

単穴に▲グロンディオーズ。混戦であればあるほどキャリアの浅さはネックになりかねない、とは思っているんですけど、未知の魅力に賭けたくなるのが穴党の性というもの。ここまで4戦3勝。負けたのは中山のスローの前残りで脚を余した2走目のみ。まったくもって底を見せておりません。信濃川特別勝ちでルーラーシップ産駒というのは去年のキセキと一緒。こちらはトライアルを使っていませんが、「状態は非常にいい」との事。むしろしっかり休ませたことで「(前走から)また良くなってる。全然違うよ」とさらに成長。長距離戦好きを自負するモレイラが「(距離は)問題なさそうだし、ここでステップアップしてもおかしくない馬」とヤル気マンマンなのもいい感じ。あると思います。

以下△は手広く、エタリオウ、ジェネラーレウーノの実績馬に、フィエールマンにメイショウテッコン、それにユーキャンスマイルまで。人気サイドの実績馬の評価をここまで下げた理由については、エタリオウは右回りだとモタれるところがあって、3000m長丁場ともなればよりそれが悪影響になりかねないから。ジェネラーレウーノは、単純に菊花賞は逃げ切りが非常に困難なレースだから、ってとこでしょうか。

◎:ブラストワンピース
○:アフリカンゴールド
▲:グロンディオーズ
△:エタリオウ
△:ジェネラーレウーノ
△:フィエールマン
△:メイショウテッコン
△:ユーキャンスマイル

ちょっとばかし印は多いですが、ブラストワンピースが突き抜ける予定なので、馬券は◎頭固定の3連単がメイン。おさえに◎軸の馬連と3連複を少々といった感じで。

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