2018【香港スプリント】予想

 続いては第5Rの香港スプリント。ここには、日本からファインニードルが参戦します。が、ヴァーズ同様、これもないでしょう。今年は高松宮記念とスプリンターズSを両獲り。日本国内での実績はケチの付けようもありませんが、そんな充実のシーズンの中でも春の香港遠征では4着に負けているという事実。やはり世界でもトップレベルと言われる香港の短距離路線は簡単ではありません。それこそロードカナロアクラスじゃないと「勝てる」なんて簡単には言えませんよね。これが人気を吸ってくれれば儲けものと考えます。

 本命は◎ビートザクロック。デビューから【6.6.4.0】と一度も3着を外していない安定感は特筆もの。GIはまだ勝てていませんが、2着2回、3着1回なら既に手の届くところにはあります。前哨戦で3着に負けているとはいえ、上位2頭はシーズン3,4戦目だったの対し、こちらは休み明けの完全な叩き台でしたから、それで勝負付けが済んだとも言えませんし、逆転の可能性は十分にあると思います。

 で、その2,1着馬が2,3番手の評価。昨年、3連勝で同レースを制している◯ミスタースタニングは、近5走が2,2,2,3,2着と勝ち切れていませんが、それでもここまで安定して大崩れがないのだから、力が衰えたという感じはしません。特に近2走は斤量差も大きかったですから、ここに向けたステップとしては何ら問題ないでしょう。▲ホットキングプローンはこれまで10戦9勝2着1回という成績で、目下重賞3連勝中。勢いという意味では断然ですが、今回がGI初挑戦で斤量差もなくなるぶん、少し評価を落としました。これに、昨年2着の△ディービーピンを追加して予想は終了。

■5R 香港スプリント

◎:ビートザクロック
○:ミスタースタニング
▲:ホットキングプローン
△:ディービーピン

 一応、印による優劣はつけましたが、正直、この4頭に関しては大きな差はないと思っているので、馬券は馬連も3連系もボックスでいきます。

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