【ドバイワールドカップデー】に向けて その③

マクトゥームチャレンジラウンドIIIに参戦したラニは6着に敗戦。

うーん、全く走っていませんね。能力云々以前の問題で、全く馬にやる気が感じられない(笑) スタートが遅いのはいつものことですが、その後も前に追いつこうともせず、どれだけムーアが促しても梨の礫といった感じ。豪腕とも言われる世界のトップジョッキーでも無理なんですから、本当に難しい馬です。

しかし、前哨戦で大敗したにも関わらず、ラニの元にはドバイワールドCの招待状が届いてくれました。招待の基準になるのは基本的にレーティングの数字なのですが、昨年のUAEダービー、米三冠皆勤、ベルモントS3着が評価されてのものなのでしょう。ついでに言えば、アロゲートが出走を決めたことで、これを避ける陣営が増え、結果的に枠が空きそうだから出走に意欲的な陣営に招待状を送ったという可能性もあるような気がします。

なにはともあれ、無事ゲートイン出来る事になったのは何よりです。ゴドルフィンマイルじゃ明らかに距離が短いですしね。それに、本質的に叩き良化型ですから、主に精神面で一度使った効果が出てくれれば、けっこう面白いかも。良くも悪くも何をするかわからない馬ですから(笑)

ただ、ラニが出走するとなると馬券戦略的には難しくなります。まず第一に、こういう馬は応援したいという気持ちがあり、でもさすがに厳しいよなぁ、と思いながらも、ラニならやってくれてもおかしくない、みたいな。ま、まだ鞍上も決まってませんし(ユタカさんはアウォーディー)、その辺がはっきりしてからまた考えますか。とにかく、DWC出走決定、おめでとうございます!

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