【大阪杯】あの人気馬は消し！
ＧＩ大阪杯。競馬を始めた頃から伝統のＧIIとして定着していたレースなので、まだちょっと違和感はありますが、メンバー的には文句なしのＧＩと言えるレベル。サトノクラウンやマカヒキは昨年までならドバイに行っていた可能性も高そうですし、そういった意味では、中距離馬の春の目標となるレースの設立という役目は十分に果たしていると言えそうです。
ただ、そのぶん、せっかく馬券が買えるようになったドバイ組が小粒なメンバーとなってしまい、少々盛り上がりに欠けたのも事実。この辺のバランスは非常に難しいところですね。いや、別に難しくはないか。戦力が分散するような番組編成にしなきゃいいだけなんだから、そのまま昇格させるんじゃなくて、日程もしっかり調整するべきだったってだけですもんね。ホント、JRには詰めが甘いわ。
ま、それはそれとして、大阪杯の予想。記念すべきＧＩ昇格初年度だけに、ここは是が非でも当てたいところ。
というわけで、◎キタサンブラック。これはもうしょうがない。頭固定とは言えないけど、これまでの安定感を考えたら馬券圏内を外すことはまずないでしょう。今回はマルターズアポジーにロードヴァンドールといった徹底先行型がいるので競馬もしやすいでしょうし、今週からBコースに替わる阪神の内回りで内めの枠も絶好。軸としての信頼度は極めて高いかと。
相手は◯サトノクラウン。ここにきての充実ぶりは凄いの一言。昨年はスランプの時期もあって、一部では早熟説も出てましたが、精神的に大人になったことと馬具を工夫したことで、ようやく本来の力を取り戻した感じ。当日の馬場状況が微妙なことも追い風になりそうですし、キタサンブラックという明確な目標があるぶんレースも組み立てやすそう。もともとはドゥラメンテよりも高い評価を受けていた馬ですし、ここらで国内のタイトル奪取があってもいいでしょう。
単穴に▲ステファノス。昨秋は天皇賞と香港Ｃでともに3着と実績は十分。勝ち切れないレースも多いですが、最後は確実に伸びてくる安定感は魅力です。このコースは過去にレコードタイをマークしている得意舞台ですし、海外遠征帰りをひと叩きされて状態も上っていますし、ここ一番での仕上げには定評のある藤原厩舎ですし、一発があってもいいはず。不安は、大外回すだけの川田だけど、フルゲートじゃないし、今回は大外ぶんまわしでも何とかなるかも。
以下、△にサクラアンプルールとスズカデヴィアス。マカヒキは、休み明けにしても前走の内容がどうにも物足りない。サトノクラウンに押し切られたのは仕方ないにしても、スマートレイアーに遅れを取ったのはちょっといただけないですし、パンパンの良馬場にはなりそうもないので消しでいいかな。アンビシャスも馬場が不安ですし、脚の使い所が難しいタイプなのでユーイチでもテン乗りでは厳しいかと。
◎：キタサンブラック
○：サトノクラウン
▲：ステファノス
△：サクラアンプルール
△：スズカデヴィアス
馬券は◎◯▲の馬連BOXと3連複。それと◎軸の3連複流しで。